6月10日、麻生音楽祭に参加してきました。
.平野淳一先生の、「風のしっぽ」 「風――さびしくて」 『秋風のなかで』より「海」の三曲を歌いました。

風2曲は、童謡のような単純なメロディのくり返しが多く、親しみやすい楽しい曲です。
が、しか〜し、くり返しが多い――つまり、暗譜がしにくいのです。
「青いしっぽ」「長いしっぽ」「つめたいしっぽ」どれだっけ?
ひとりぼっちが「こわいから?」「つらいから?」「いやだから?」
ぎりぎりまで歌詞を間違える人、続出。
近年まれにみる、おぼえにくさでした。

そして、単純なメロディほど、きれいに歌うのはむずかしい。
童謡でも幼稚になってはいけないのです。
大人の声で、でも童謡としての情感をこめて。
結局最後まで、フレーズの最後がきれいにまとまりませんでした。

3曲とも来年のコンサートに使います。
そのときまでに、さらに上手になっていますように!




先生方のコメント


 中村まゆ美先生
素敵な衣裳で、一人一人が生き生きと見えます。

〈風のしっぽ〉 
一曲目からしゃべる歌で、合わせるのが難しいですね。
でも途中程からだいぶ気持ちを合わせられるようになったようですね。
ても、とても皆生き生きと素敵な顔で歌っています。

〈風、さびしくて〉
こちらはハーモニーを十分楽しませて頂きました。

〈海〉
個々のトレーニングもよくしてらっしゃるようですね? 
表現力も豊かで、選曲にそれが生きていたと思います。

 野本明裕先生
赤のトップスが光の当たり方で、皆様のそれぞれが違う模様になってきれいでした。
ウチの赤ちゃんシーズーのシッポを切ったら、少しはおとなしくなるかなと思いながら、楽しんで聴きました。
tempo, Dynamics もしっかりして良い演奏です。
ただパートソロではだかになると、少し粗さを感じます。
もっとlegatoに歌う練習ができれば、各段上の演奏になると思います。


丁寧な講評をありがとうございました。






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