6月19日、麻生音楽祭、コーラスのつどいに参加してきました。
木下牧子作曲『月の角笛』より、「かぜとかざぐるま」 「すずしい日」
平野淳一作曲「美しいあしたを」の三曲を歌ってきました。

毎年恒例の音楽祭ではありますが、気持ちはもう秋のコンサートに飛んでいます。
音楽祭の曲ばかり練習するわけにはいかなくて、いつもより少し練習量は足りなかったかもしれません。
それでも、みんな、のびのびと楽しく歌ってきました。
かわいらしい「かぜとかざぐるま」、リズミカルで楽しい「すずしい日」、いまの日本に捧げたい壮大な「美しいあしたを」。

新しい発声法も3年目になって、すこしは身についてきたでしょうか。
深く豊かな、それでいて若々しい声になっているでしょうか。

さて、ひとつの区切りをつけて、これからはコンサートにむけてひたすら練習です。
3月に震災のあった今年、こんなことをしていていいのかという意見もあるでしょうが、それでも歌は明るい明日に繋がると信じています。



先生方のコメント


 鈴木憲夫先生

美しい声、美しい響きのあるコーラスですね。各パートが充実しています。しっかりと声が出ている。
2曲目もとても良い。1曲めと違って、爽やかさが伝わってきました。
3曲めもきれいです。
言葉の発し方をより深くすることで、声自体の響きが増すのでは。
そういう工夫もしてみてください。
これからもよりよいコーラスを目指してください。
拍手!!


 内藤彰先生

とてもよく訓練された素晴らしい合唱団ですね。
ただ、「風をみたいと」「風に色をつけた」のように、すべての日本語がフレーズとか、日本のひとつひとつの言葉になっていなく、ばらばらにひと音符ずつ独立してしまって、フレーズの流れに欠けます。とても惜しいと思います。
どの曲にもすべて共通ですが、曲の構成感(フレーズがどこにかかり、その後どうなるとか、山や谷の見通し等々)がもう少しはっきりすれば、それだけで貴合唱団は大化けします。
それだけ高い基礎をもっていらっしゃるのですから。



丁寧な講評をありがとうございました。





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