6月17日、麻生音楽祭に参加してきました。
今年は、なかにしあかね作曲『今日もひとつ』より、
「秋のあじさい」「よろこびが集まったよりも」「今日もひとつ」の3曲を歌いました。

星野富弘さんの詩に、現代的な曲がつきました。
とても綺麗な曲なのですが、年々平均年齢がアップしていくわが団には、シンコペーションやらタイやらあとうちやら、リズムが少々難しかったかも。

また、一曲目の「秋のあじさい」が、前奏なしで、和音をぽんともらって、さあ歌うぞ!で出なくてはならない。
「よろこびが集まったよりも」は最初の1ページがまったくのアカペラ。
前奏のあいだに音楽にのって気持ちをつくり、ふわりと歌いだす……というわけにいかず、なんとなく音楽も声もかたくなってしまいました。


さて、今年はコンサートの年、なのですが、いつもの秋ではなく、「30周年記念」にあわせて、年明けの3月になりました。
『今日もひとつ』もプログラムにはいっています。
3月にむけて、みんなで一丸となって、がんばっていきます!






先生方のコメント


 中村拓紀先生

とてもすばらしい選曲だと思います。
元の詩はもちろんすばらしいのですが、曲になったこの作品は一曲一曲が宝石のように輝いています。
たいへんよく練習していらっしゃることが伝わってきました。
音程も正確です。(リズムはもう少し……のところもあります)
強弱記号へのアプローチをもっと積極的になさるとよりよい表現になると思います。
ただ強い弱いだけでなく、そこに音色の変化がともなう歌唱になれば、一層よい音楽になりましょう。



 源田俊一郎先生

深いブルーと白がステージに映えました。
ダイナミックな女声サウンドが流れています。
丁寧な音楽づくりで曲の魅力を引き出しました。
「今日もひとつ」のユニゾンが説得力をもって響いてきます。
高音のf がもう少しやわらかく出るとよいでしょう。
ピアニストもgood!



丁寧な講評をありがとうございました。














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